【2026年最新版】細胞培養受託メーカー一覧|幹細胞・線維芽細胞・免疫細胞の培養委託先と選定ポイント

幹細胞治療、線維芽細胞を用いた治療、免疫細胞療法の導入を検討するとき、細胞培養をどこに委託するかは医療機関にとって大きな検討事項です。国内には細胞加工を受託する企業や医療機関内の加工施設、研究開発・技術提供を手掛ける事業者があり、ホームページの記載だけでは違いが分かりにくい場合があります。
培養委託費用に加えて、患者からの採血・組織採取量、細胞の納品形態、必要機材、品質評価、保管料、製造実績、再生医療等提供計画の申請対応など、医療機関が確認すべき項目は少なくありません。しかも、治療内容や院内体制によって優先順位が変わります。
本記事では、幹細胞・線維芽細胞・免疫細胞の3分野に分けて、細胞培養受託に関連する企業・施設を幅広く紹介します。さらに、実際の再生医療導入支援で相談の多い7つの選定ポイントと、委託先決定後の申請実務について解説します。
細胞培養受託とは?外部CPCに委託する仕組み

厚生労働省によると、国内の医療機関内で製造する施設は原則「届出」、国内の医療機関外で製造する施設は「許可」、国外施設は「認定」の手続きが対象です。詳しくは厚生労働省「特定細胞加工物等製造施設について」をご確認ください。
細胞培養受託とは、医療機関で採取した患者由来の組織や血液等を、外部の細胞培養加工施設で加工・培養し、必要な品質確認や輸送を経て医療機関へ引き渡す仕組みです。再生医療等安全性確保法の対象となる細胞加工には、製造施設の許可・届出等、制度に応じた手続きが必要です。医療機関内の届出施設と、外部受託を行う許可施設は制度上の位置づけが異なります。
また、自由診療に用いる特定細胞加工物の製造受託と、製薬企業向けの再生医療等製品の開発・製造受託(CDMO)は同じではありません。メーカー候補を探す際は、自院の治療に必要な細胞を、適用される制度の下で実際に受託できるかを最初に確認します。
制度の詳細:厚生労働省「特定細胞加工物等製造施設について」。
細胞培養の委託先を選ぶ際に確認したい7つのポイント

メーカー一覧をご覧いただく前に、まず押さえておきたいのが比較の軸です。すべての医療機関に共通する「最良の培養委託先」はありません。治療対象、患者層、予算、院内の人的・設備体制、治療スケジュールを前提に優先順位をつける必要があります。
1.培養方法・血清の種類と採血負担
培養に使う培地や添加成分によって、患者から別途採血が必要か、どのような原料管理が行われるかが異なります。自己血清を使用する方式、動物由来成分を使う方式、無血清・血清代替培地など、名称だけで安全性の優劣を決めず、原料由来、試験・規格、患者への説明内容を確認します。とりわけ繰り返し治療を行う場合は、採血が初回だけか毎回必要かも確認しましょう。
2.脂肪・皮膚・血液などの採取量と方法
幹細胞であれば脂肪の必要量と採取方法、線維芽細胞であれば皮膚採取の部位や方法、免疫細胞では採血量や採血回数が問題になります。採取量は患者負担のみならず、医師の手技、必要時間、資材にも関わるため、数字だけを比較せず実際の診療フローに当てはめることが大切です。
3.製造できる細胞数・培養期間・提供実績
「何億個まで培養できる」という説明は、採取した検体が異なれば同じ結果を保証するものではありません。投与に用いる細胞数、凍結保管する中間体の扱い、追加製造の条件、培養不成立時の対応、製造実績の集計対象・時点を確認します。予約可能枠や培養期間は患者の次回受診にも影響します。
4.納品形態・保存・輸送方法
細胞が未凍結で納品されるのか、凍結状態で届くのかで準備が変わります。輸送時の温度、出荷から受領までの時間、受領後の使用可能時間、休日配送・緊急時の扱いを確認します。「冷蔵」「冷凍」という大きな区分だけでなく、実際の製造・輸送手順書と整合しているかが重要です。
5.品質管理・生存率・品質証明書
無菌性、マイコプラズマ、エンドトキシン等の確認方法や出荷判定基準に加え、細胞数と生存率の測定方法、各回の試験結果・品質証明書等をどの範囲まで取得できるかを確認します。特定の生存率の数値だけで品質のすべてを判断するのではなく、試験方法、規格、逸脱時の連絡と対応も併せて把握します。
6.培養委託費用・年間細胞保管費用
初回の培養料金以外に、検体搬送、細胞保管、追加製造、出荷、品質検査、キャンセル等の費用が設定されている場合があります。複数回投与を想定する医療機関では、1回目だけでなく2回目以降の必要費用と年間保管費を含め、同じ治療設計・細胞数の条件で見積もりを比較してください。
7.必要機材と申請・研修サポート
凍結細胞で納品される場合は、仕様によって医療機関側で解凍、洗浄、再懸濁などの操作や対応機器が必要になることがあります。一方、委託先の工程で処理済みの場合などは必要機器が異なります。設備の有無や医師・スタッフへの研修だけでなく、再生医療等提供計画の申請に必要な標準書等の資料提供、委員会審査での照会対応、治療手技のレクチャーや研修医師との連携の有無も比較項目です。
培養委託先選びで実際に見落としやすいこと

導入支援の相談では、冷凍納品への対応が院内の負担になったり、脂肪・血液の採取量が想定より患者負担になったり、培養費・年間保管費が積み上がったりする点が論点になります。細胞数の説明が各社で異なり、そのままでは比較しづらいこともあります。これらは、メーカーの公式サイトだけでは十分に把握できない場合があります。
そのため、価格表だけでなく「どの細胞を、何回の治療で、どのような状態で受領し、院内で誰が何を行うか」を一連の流れで確認することが実務上有効です。提供実績数も、施設数・症例数・培養件数・出荷件数のどれを示すのか確認して比較します。
幹細胞・線維芽細胞・免疫細胞療法の導入費用はどう比較する?

費用は大きく「初期準備・申請費用」「委託培養・検査・輸送費用」「細胞保管・追加製造等の継続費用」「必要な設備・消耗品・研修費用」に分けて検討します。培養料金が低く見えても、保管・配送・院内処理を含めると総額が変わることがあります。
本記事では各社の非公開見積金額は掲載しません。比較するときは、同じ条件の治療計画を提示して見積もりを取り、培養不成立・予定変更時の費用負担も含めて確認するのがよいでしょう。医療機関の収益性を検討する際は、患者への説明や治療の妥当性を前提としたうえで、実際の症例数と固定費・変動費から収支を計算します。
候補企業を2〜3社に絞って比較するという方法

多数の培養委託先へ一社ずつ面談を申し込むのは、院長や事務長にとって時間的な負担になります。数社から説明を聞いても、各社の表現や前提条件が異なるため、何を比較すべきか分からなくなる場合もあります。
最初に自院の条件と選定基準を明確にし、対象細胞や運用条件に合った候補を2〜3社程度に絞り込んでから面談することで、比較の効率を高められます。さらに、委託先決定後の契約、書類受領、認定再生医療等委員会の審査対応まで見据えた選定を行うと、導入準備も一貫して進めやすくなります。
幹細胞培養受託メーカー・CPC一覧

脂肪由来間葉系幹細胞などの培養委託候補と関連施設を、所在地・CPC所在地・事業概要とあわせてご紹介します。
※掲載情報は、各社の公式サイトに基づいています(情報は執筆時点のものです)。
※掲載順序は五十音順、アルファベット順。
※掲載の修正や削除、新たに掲載をご希望等ありましたら、お手数ですが、お問合せフォームからお願いします。
各メーカー・施設の詳細紹介
グランソール免疫研究所

| 所在地 | 奈良県宇陀市菟田野松井8-1 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(グランソール奈良内) |
| 事業概要 | 株式会社グランソール免疫研究所。2005年4月創業。がん免疫学領域を中心に、免疫治療・再生医療関連技術の開発、治療用細胞の製造管理業務支援、研究・人材育成を行う。 |
コージンバイオ

| 所在地 | 埼玉県坂戸市千代田5丁目1番地3 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ |
| 事業概要 | コージンバイオ株式会社。1981年設立、東証グロース上場。動物血清・組織培養培地・医薬品等の製造販売を手がけるほか、がん免疫細胞治療に用いる細胞の加工を提携医療機関から受託。 |
細胞応用技術研究所(L-CAT)

| 所在地 | 本社=東京都目黒区平町一丁目23番14号/川崎支店=神奈川県川崎市川崎区駅前本町11番地2 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社(目黒)と同じ(特定細胞加工物製造許可証番号FA3220001) |
| 事業概要 | 株式会社細胞応用技術研究所(L-CAT)。再生医療等安全性確保法対応、特定細胞加工物の提供、化粧品・機能性食品の開発受託を行う。 |
セルソース

| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-23-21 渋谷キャスト11F |
|---|---|
| CPC所在地 | 羽田グローバルCPC(ZERO LAB)=神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番22号 ライフイノベーションセンター |
| 事業概要 | セルソース株式会社。2015年設立、東証スタンダード上場(証券コード4880)。脂肪由来幹細胞加工受託、血液由来加工受託など再生医療関連事業を展開。 |
セルバンク

| 所在地 | 東京都中央区勝どき1丁目13番1号 イヌイビル・カチドキ3F/4F |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(2015年11月に特定細胞加工物製造許可証取得) |
| 事業概要 | 株式会社セルバンク。2004年6月10日設立。特定細胞加工物製造事業、細胞保管事業、再生医療支援事業を展開する企業。 |
東京セル医科学

| 所在地 | 東京都中央区晴海2丁目5番24号 晴海センタービル3階 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(施設番号FA3250002を本社ビル内に完備) |
| 事業概要 | 東京セル医科学株式会社。再生医療向け細胞培養受託、細胞医療の研究開発と医療支援、iPSC再生医薬品の研究開発を行う。 |
日本再生医療細胞研究所

| 所在地 | 東京都港区台場2丁目2-4 クリニックモール2F |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(クリーンルーム等の整備された施設環境) |
| 事業概要 | 株式会社日本再生医療細胞研究所。Skyllen JP Holding株式会社グループの一員。再生医療等安全性確保法に基づく受託細胞加工サービスと、研究用エクソソームの製造・販売を行う。 |
日本バイオセラピー研究所

| 所在地 | 東京都江東区枝川2丁目4番8号 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社(豊洲CPF、施設番号FA3150009)と筑波研究所(茨城県つくば市桜1丁目18番2号、施設番号FA3160002/FA3200003)の2拠点 |
| 事業概要 | 株式会社日本バイオセラピー研究所。2004年設立。免疫細胞療法(NK細胞、樹状細胞等)の研究開発・医療支援、再生医療研究用細胞培養受託を行う。 |
バイオマスター

| 所在地 | 神奈川県横浜市中区南仲通三丁目35番地 横浜エクセレントⅢ3階 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ |
| 事業概要 | 株式会社バイオマスター。2002年設立、2011年より株式会社カネカのグループ会社。脂肪由来幹細胞の細胞加工受託事業、カネカ細胞濃縮洗浄システムの販売、セルポートクリニック横浜の運営を行う。 |
モティーフ銀座クリニックCPC

| 所在地 | 東京都中央区銀座1丁目7-6 銀座河合ビル4階 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社(クリニック)と同じ(院内完結型CPC、施設番号FC3230138) |
| 事業概要 | モティーフ銀座クリニック。再生医療(自己脂肪由来幹細胞治療)・美容外科・形成外科を診療。脂肪採取から培養、投与まで外部委託せず院内で一貫対応する。 |
リソークリニックCPC

| 所在地 | 東京都中央区八丁堀4-6-5 キスワイヤ八丁堀ビル3階 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(施設番号FC3240021、ISO9001取得) |
| 事業概要 | 運営会社は株式会社プレモジャパンホールディングス。2024年3月29日設立、資本金4,350万円。特定細胞加工物製造事業・再生医療技術提供・リソークリニック細胞培養加工施設の運営を行う。 |
ロート製薬
公式公開情報の補足:脂肪由来間葉系幹細胞の細胞培養受託、独自の無血清培地、複数の国内製造拠点などを紹介しています。出典:ロート製薬・細胞培養受託サービス。

| 所在地 | 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング20F(本社) |
|---|---|
| CPC所在地 | 国内4拠点(ロート幹細胞加工センター東京、ロート幹細胞加工センター、インターステム株式会社東京CPC、RCFTプロセシングセンター) |
| 事業概要 | ロート製薬株式会社。2014年の再生医療等安全性確保法施行を受け、医療機関から脂肪組織由来の特定細胞加工物の培養を受託するサービスを開始。無血清培地による培養技術を独自開発。 |
ASメディカルサポート

| 所在地 | 福岡県福岡市東区香椎照葉3-4-10(九州再生医療センター内)。大阪支社・東京支社あり |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同一(九州再生医療センター内) |
| 事業概要 | 株式会社ASメディカルサポート。2017年1月設立。細胞培養加工施設の運営を軸に、再生医療コンサルティング・提供計画作成支援・クリニック開業支援等を展開。 |
Cellastar

| 所在地 | 東京都中央区八丁堀4丁目6-5 キスワイヤ八丁堀ビル6階 |
|---|---|
| CPC所在地 | CELLASTAR CPF(都市型先端細胞加工施設)、2024年12月に施設番号FA3240005取得 |
| 事業概要 | 株式会社Cellastar。2023年3月設立。外部の特定細胞加工施設として医療機関からの特定細胞培養加工を受託する事業と、細胞培養上清液の製造販売事業を行う。 |
RMDC

| 所在地 | 東京本社=東京都渋谷区神宮前3丁目35-8 ハニービル青山3階 |
|---|---|
| CPC所在地 | 兵庫CPF=兵庫県尼崎市大庄西町4丁目6-26(施設番号FA5250001) |
| 事業概要 | 株式会社RMDC。2019年4月設立。ヒト由来細胞の培養・加工を中核とするバイオ企業で、再生医療コンサルティング事業、細胞加工受託事業、再生培養インフラ構築事業、化粧品開発・OEM事業を展開。 |
線維芽細胞培養受託メーカー・CPC一覧

皮膚組織由来の線維芽細胞を扱う候補を掲載します。細胞加工に対応していても、治療用の線維芽細胞の受託条件は会社によって異なります。
各メーカー・施設の詳細紹介
コージンバイオ

| 所在地 | 埼玉県坂戸市千代田5丁目1番地3 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ |
| 事業概要 | コージンバイオ株式会社。1981年設立、東証グロース上場。動物血清・組織培養培地・医薬品等の製造販売を手がけるほか、がん免疫細胞治療に用いる細胞の加工を提携医療機関から受託。 |
細胞応用技術研究所(L-CAT)

| 所在地 | 本社=東京都目黒区平町一丁目23番14号/川崎支店=神奈川県川崎市川崎区駅前本町11番地2 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社(目黒)と同じ(特定細胞加工物製造許可証番号FA3220001) |
| 事業概要 | 株式会社細胞応用技術研究所(L-CAT)。再生医療等安全性確保法対応、特定細胞加工物の提供、化粧品・機能性食品の開発受託を行う。 |
セルバンク

| 所在地 | 東京都中央区勝どき1丁目13番1号 イヌイビル・カチドキ3F/4F |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(2015年11月に特定細胞加工物製造許可証取得) |
| 事業概要 | 株式会社セルバンク。2004年6月10日設立。特定細胞加工物製造事業、細胞保管事業、再生医療支援事業を展開する企業。 |
東京セル医科学

| 所在地 | 東京都中央区晴海2丁目5番24号 晴海センタービル3階 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(施設番号FA3250002を本社ビル内に完備) |
| 事業概要 | 東京セル医科学株式会社。再生医療向け細胞培養受託、細胞医療の研究開発と医療支援、iPSC再生医薬品の研究開発を行う。 |
日本再生医療細胞研究所

| 所在地 | 東京都港区台場2丁目2-4 クリニックモール2F |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(クリーンルーム等の整備された施設環境) |
| 事業概要 | 株式会社日本再生医療細胞研究所。Skyllen JP Holding株式会社グループの一員。再生医療等安全性確保法に基づく受託細胞加工サービスと、研究用エクソソームの製造・販売を行う。 |
モティーフ銀座クリニックCPC

| 所在地 | 東京都中央区銀座1丁目7-6 銀座河合ビル4階 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社(クリニック)と同じ(院内完結型CPC、施設番号FC3230138) |
| 事業概要 | モティーフ銀座クリニック。再生医療(自己脂肪由来幹細胞治療)・美容外科・形成外科を診療。脂肪採取から培養、投与まで外部委託せず院内で一貫対応する。 |
免疫細胞培養受託メーカー・CPC一覧

NK細胞、T細胞、樹状細胞、NKT細胞標的治療関連などは、細胞種・加工技術・提供スキームが異なります。同じ「免疫細胞」の括りでも、希望する治療内容に対応可能か個別に確認してください。
各メーカー・施設の詳細紹介
グランソール免疫研究所

| 所在地 | 奈良県宇陀市菟田野松井8-1 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(グランソール奈良内) |
| 事業概要 | 株式会社グランソール免疫研究所。2005年4月創業。がん免疫学領域を中心に、免疫治療・再生医療関連技術の開発、治療用細胞の製造管理業務支援、研究・人材育成を行う。 |
コージンバイオ

| 所在地 | 埼玉県坂戸市千代田5丁目1番地3 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ |
| 事業概要 | コージンバイオ株式会社。1981年設立、東証グロース上場。動物血清・組織培養培地・医薬品等の製造販売を手がけるほか、がん免疫細胞治療に用いる細胞の加工を提携医療機関から受託。 |
東京セル医科学(関連候補)

| 所在地 | 東京都中央区晴海2丁目5番24号 晴海センタービル3階 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(施設番号FA3250002を本社ビル内に完備) |
| 事業概要 | 東京セル医科学株式会社。再生医療向け細胞培養受託、細胞医療の研究開発と医療支援、iPSC再生医薬品の研究開発を行う。 |
日本バイオセラピー研究所

| 所在地 | 東京都江東区枝川2丁目4番8号 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社(豊洲CPF、施設番号FA3150009)と筑波研究所(茨城県つくば市桜1丁目18番2号、施設番号FA3160002/FA3200003)の2拠点 |
| 事業概要 | 株式会社日本バイオセラピー研究所。2004年設立。免疫細胞療法(NK細胞、樹状細胞等)の研究開発・医療支援、再生医療研究用細胞培養受託を行う。 |
バイオアクセル

| 所在地 | 本社・Kyoto CPF=京都府京都市西京区大枝塚原町3-60 |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ(近畿厚生局認可、施設番号FA5250004) |
| 事業概要 | バイオアクセル株式会社。2019年2月設立。がんの免疫細胞療法(活性化自己リンパ球療法、樹状細胞療法等)のための治療用免疫細胞の培養・加工および検査を行う。 |
メディネット
公式公開情報の補足:免疫細胞の加工に加え、脂肪由来間葉系間質細胞(ASC)、線維芽細胞などの製造相談について案内しています。実際の受託条件は個別確認が必要です。出典:メディネット・事業内容。

| 所在地 | 東京都大田区平和島六丁目1番1号 TRCセンタービル9階 |
|---|---|
| CPC所在地 | 品川細胞培養加工施設(品川CPF) |
| 事業概要 | 株式会社メディネット。1995年10月17日設立。細胞加工業(特定細胞加工物製造、CDMO)と再生医療等製品事業を展開。 |
ASメディカルサポート

| 所在地 | 福岡県福岡市東区香椎照葉3-4-10(九州再生医療センター内)。大阪支社・東京支社あり |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同一(九州再生医療センター内) |
| 事業概要 | 株式会社ASメディカルサポート。2017年1月設立。細胞培養加工施設の運営を軸に、再生医療コンサルティング・提供計画作成支援・クリニック開業支援等を展開。 |
CyTIX/細胞治療技術研究所

| 所在地 | 東京都港区芝公園2-3-3 寺田ビル7F |
|---|---|
| CPC所在地 | 本社と同じ |
| 事業概要 | 株式会社細胞治療技術研究所(CyTIX)。2010年9月設立。現在の事業内容はNAD+(ナドプラ療法)やエクソソーム製品などロンジェビティ(健康長寿)医療が中心で、細胞培養受託加工の記載は確認できない。 |
委託先選定から再生医療等提供計画の申請までの流れ

- 自院の希望条件を整理:治療方法、対象患者、想定症例数、細胞数、患者負担、価格帯、必要機器を確認します。
- 候補を絞り込む:対応細胞、採取方法、納品仕様、費用、申請資料の提供体制などで2〜3社程度の面談候補を選びます。
- 委託先と面談:公開情報で分からない培養条件、品質検査、運用、契約、研修、製造実績を確認します。
- 契約・書類取得:委託契約の内容や責任分担を確認し、委託先が保有する製造管理・品質管理等に関する申請必要資料を依頼します。
- 提供計画作成・審査対応:委託先から提供された資料と提供計画、説明同意文書、標準書、輸送・投与条件の整合を確認し、委員会への審査申込や照会対応を進めます。
- 提出・治療開始準備:審査結果を踏まえて所管行政機関への手続きを行い、受理等の必要条件を満たした後、研修や院内運用を整えます。
選定後も、培養委託先との横断的なやり取りは続きます。必要書類の提供や照会への回答が滞りなく得られるかは、価格表に現れにくい選定要素です。委託先選びでは、申請・運用に関する経験値と担当者との連携の取りやすさも確認しておきたいところです。
細胞培養受託・委託先選びのよくある質問(FAQ)
Q1.院内にCPCがなくても幹細胞治療を導入できますか?
外部の適切な細胞加工施設へ製造を委託する方法があります。ただし、対象とする再生医療等に必要な提供計画等の手続きを満たす必要があります。
Q2.冷凍細胞と未凍結細胞のどちらを選べばよいですか?
一律にどちらが優れているとはいえません。治療計画、搬送距離、使用期限、施設での解凍・洗浄の必要性、設備・人員などから判断します。
Q3.細胞培養の委託先は価格だけで比較できますか?
培養費に加えて年間保管費、輸送、追加製造、品質検査、院内設備などを含めて比較する必要があります。
Q4.品質証明書や細胞生存率は確認できますか?
提供される検査結果・品質資料の内容は委託先や製造仕様によって異なります。契約前に発行の有無、測定方法、出荷基準、医療機関が受け取れる文書を確認してください。
Q5.委託先が決まっていなくても申請・導入の相談はできますか?
できます。むしろ治療方針と施設の運用条件を整理する段階から委託先候補を比較することで、申請書類の準備や必要機器の選定も進めやすくなります。
まとめ|培養委託先の選定から申請・導入まで
細胞培養委託先を比較するときは、メーカー数を知るだけでは十分ではありません。治療に必要な細胞を受託できるかに加え、採取量、培養方法、納品形態、品質管理、費用、申請・研修支援、導入後の連携体制を自院の条件に合わせて確認することが重要です。
参考資料・出典
- 厚生労働省:特定細胞加工物等製造施設について
- CPC構築サポートセンター:幹細胞培養の委託先選び完全ガイド
- 各社公式ホームページ(社名のリンクから参照)。個別条件やサービス提供状況は各社の最新情報をご確認ください。
公式情報の確認にあたっての補足(2026年10月17日)
各社の受託対象やサービス範囲は異なります。例えば、ロート製薬は医療機関向けの脂肪由来幹細胞の培養受託を公式に案内しています。メディネットは免疫細胞・脂肪由来間葉系間質細胞に関する受託のほか、線維芽細胞などの製造相談についても公式サイトに記載しています。
掲載企業の事業体制は変わり得るため、具体的な委託条件と新規受託の可否は必ず各社にご確認ください。
本記事の内容を、院内共有・検討用のPDF資料としてまとめています。
再生医療導入の検討や、提供計画書作成時の参考資料としてご活用ください。
※迷惑フォルダに振り分けられる場合がありますので、ご確認ください。
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